東京西部から2〜3時間、西伊豆・宇久須港へ夏の釣行に行ってきました。今回は家族旅行を兼ねての釣行だったこともあり、炎天下の中での判断や、現地で得られたカマスの回遊情報など、正直にお伝えしていきます。
アクセス・当日の状況
訪れたのは7月25日(土)。東京西部から宇久須港までは、いつも通り2〜3時間ほどのドライブでした。連休時期は渋滞のリスクもあるので、余裕を持ったスケジュールをおすすめします。
現地に到着したのは日中でしたが、気温はなんと36度。日差しも強烈で、これはとても釣りができる環境ではないと判断し、夕方まで近隣を観光しながら待機することにしました。駐車場は混雑しておらず、釣り座にも余裕がある状態でした。

実釣スタート、しかし根掛かりに苦戦

17時半頃、気温が落ち着いてきたタイミングで実釣開始。今回は根魚狙いで、直リグを中心に使用しました。
まずはテトラポッドを登って外洋側へ。着底させてから巻き上げてくる誘い方を試みたのですが、想像以上に根掛かりが多発してしまい、仕掛けを3セットもロストしてしまいました。
[写真:外洋側の堤防・テトラポッド]
周りの様子を見ると、表層をルアーで引く人や、カゴ釣りで表層〜中層を狙う人がほとんどで、着底狙いをしている人はほぼいませんでした。今思えば、これが根掛かりの原因だったのかもしれません。内海側でも同様に根掛かりが続いたため、それ以上根を攻めるのは断念しました。
釣果はカサゴ1匹(リリース)

結果としては、カサゴが1匹釣れたのみで、リリースサイズだったためそのままリリースしました。正直、厳しい釣行だったというのが率直な感想です。
夕マズメに見た、カマスの回遊

今回一番の収穫は、日暮れ間際、いわゆる夕マズメのタイミングでカマスの回遊に遭遇できたことです。場所は東側付近の堤防、外洋側の沖20〜30mほどのポイント。周りの方がルアーでカマスを次々と釣り上げているのを、実際にこの目で確認しました。残念ながら自分自身は仕掛けを持ち合わせておらず釣ることはできませんでしたが、夏の宇久須港で狙うなら、夕マズメ・外洋側・表層〜中層という組み合わせが一つのヒントになりそうです。
周りの釣果・釣具店で聞いた情報
カゴ釣りをしている方の中には、アジやオオモンハタを釣り上げている方も見かけました。オオモンハタはジグヘッド+ワームで中層を引く釣り方をされていたので、根魚といえども底ではなく中層〜表層狙いの方がこの時期は反応が良いのかもしれません。
また、現地に向かう途中に立ち寄った釣具店では、「梅雨明けの6月頃はソウダガツオが好調だったが、7月に入って日差しが強くなってからは釣れていない」との情報もいただきました。実際にこの日もソウダガツオの姿は確認できませんでした。
海中を覗くと小型のメジナが群れていました

根魚やカマスとは別の話になりますが、堤防から海中を覗いてみると、小型のメジナが群れているのが見えました。実は5月に訪れた際も同じようにメジナの群れを確認しており、これは季節を問わず宇久須港で見られる光景のようです。
海の中を見る限り、メジナ以外にも色とりどりの魚影が確認でき、小さめの針にコマセを合わせれば、根魚やカマスとは別軸で小物釣りも十分楽しめそうな環境でした。お子さん連れで「大物は狙わないけど、何かしら釣れる楽しさを味わいたい」という場合には、コマセ釣りの小物狙いも選択肢に入りそうです。
根掛かりの多さから見えた、宇久須港の底の状況
今回何度も根掛かりした経験と、仕掛けを回収するたびに藻が絡みついてきたことから、宇久須港は外洋・内海問わずかなり根が入っており、藻も繁殖しやすい環境なのではと感じました。底物を専門に狙う場合は、仕掛けをロストする前提でやや多めに持っていくことをおすすめします。
安全面の注意点
外洋側へ行くにはテトラポッドを登る必要があり、危険が伴います。実は去年、目の前でテトラから足を滑らせて入水してしまった釣り人を目撃したこともあります。テトラに乗る際は、ライフジャケットの着用を強くおすすめします。
まとめ
今回は炎天下と根掛かりに苦しめられ、釣果としては満足のいくものではありませんでしたが、夕マズメのカマス回遊や、周りのオオモンハタ釣果、そして群れていた小型メジナなど、次回に活きる情報をたくさん得られた釣行でした。次に訪れる際は、夕マズメ狙いでカマスタックルを持参し、中層〜表層をメインに攻めてみたいと思います。
