【下田】犬走り堤防の釣り場ガイド|アクセス・駐車場・エリア別攻略法まとめ

伊豆東

東京西部から少し足を延ばして、下田の犬走り堤防に行ってきました。沖の小島まで一直線に伸びる堤防で、エリアによって釣れる魚も釣り方もガラッと変わる、懐の深い釣り場です。今回は実際に歩いて確認した4つのエリアを、それぞれの特徴・実績魚種・注意点まで詳しくまとめました。

犬走り堤防、まずは基本情報から

本題に入る前に、押さえておきたい基本情報をまとめておきます。

  • アクセス:東京西部から、夜間出発で休憩なしなら約3時間。ただし土日の日中出発の場合は4〜5時間かかることも覚悟しておいてください。連休や青物シーズンは渋滞がさらに読みにくくなります
  • 駐車場:2箇所とも無料。ただしハイシーズンは満車になりやすく、停められないと近隣にも回せないケースがあります
  • 駐車場から釣り座まで:堤防側の駐車場なら目の前、もう1箇所も20〜30m程度。荷物が多い場合はカートがあると楽です
  • 堤防の距離感:入口から犬走島まで約330m、島を抜けた先の堤防まで含めると約450m。先端まではゆっくり歩いて5分ほどです
  • 足場の高さ・幅:満潮時は海面が足元1m付近まで迫ってきます。外洋側は足場が高めですが、道幅が狭いので人とすれ違う際は要注意。内海側は、犬走島寄りの後半部分になると一段低くなっており、天候や潮の流れによっては水没することもあります
  • 荷物の管理:トイレなど短時間の離席は問題ありませんが、根がかりなどの回収や長時間の放置は避けた方が安全です
  • トイレ:堤防側駐車場の近くに公衆トイレあり。ただし男女の仕切りがなく、設備も最小限(小便器1・大便器1)なので、過度な期待はしないでください
  • 柵:堤防全体を通して柵はありません。特にお子さん連れは注意が必要です。波が高い日は無理せず引き返す判断も大事です
  • 狙い目の時間帯:日の出の前後1時間、そして日没前の夕方が実績高め。逆に日中12時〜14時頃は人も少なく空いています。メインで魚が釣れる時間帯も、この朝夕のタイミングとほぼ一致している印象です
  • 日差し対策:堤防上に日陰を作る場所がほとんどないため、夏場の日中は熱中症対策を万全にしてから向かってください

ここから先は、堤防を①手前側→②外洋側→③内海側→④島周辺の順に、実際に歩きながら見てきた内容を紹介していきます。特にアジやロックフィッシュを本命に考えている方は、②の外洋側から読み進めるのがおすすめです。

①堤防手前側:ファミリー向きだが釣り方は選ぶ

駐車場から一番近いエリアで、足場も他の区間より広め。ここだけ見ると初心者やファミリーフィッシングに向いていそうな雰囲気ですが、実際に歩いてみると少し注意が必要でした。

水深が浅く、底は岩場混じり。そのため人気のサビキ釣りのような定番ファミリーフィッシングにはあまり向いておらず、根がかりも起きやすい印象です。足場の安全性自体は高いのですが、「とりあえず子供と手軽に」という目的だと少し期待外れになるかもしれません。

なお、このエリアは近くに丘があるため、9月以降の秋口であれば夕方近くになると日陰になります。夏場の日差しがきついタイミングでも、このエリアだけは多少涼しく過ごせるかもしれません。

その代わり、岩場という地形はロックフィッシュ狙いには好相性。実際にイカ釣り師の姿も多く、堤防上にイカ墨らしき痕跡が見られるほど実績のあるポイントでした。魚種を選ばなければ、アジのぶっ込み仕掛けでウツボやウミヘビが釣れることもあります(食べる・食べないは好み次第ですが、外道として頭に入れておくと動じずに済みます)。

②堤防外洋側:このスポットの本命エリア

犬走り堤防の中でも、今回一番実績が高かったのがこの外洋側です。湾の外から回遊魚が入ってくるルートに面しているため、シーズン中はアジの実績が特に高く、イワシやカマスもよく釣れます。今回の訪問(2026年9月)では、35cm前後の大きめのサバやソウダガツオも顔を出しました。時期によっては小型カンパチ・イナダ、夏場はシイラの情報もあるようです。

釣り人の傾向としては、カゴ釣りかルアーの方が多い印象。ルアーの場合、ただ巻きだけでなくジグをズル引きするようなサビキ的な誘い方をすると、カマスやアジ、イワシが反応してくることが多いです。底は砂地混じりで、小型のカレイが釣れることも。根がかりはそこまで多くありませんが、足元付近には根が入っているので油断は禁物です。

私の過去実績からいくと、ジグサビキを投げておくとその時に回遊のある魚が釣れます。
アジ・サバ・イワシ・カマスなんかはよく釣れる印象です。

③内海側:外洋側が満員の時の避難先

内海側は堤防が海流を遮る形になっているため、回遊魚の実績は正直あまり高くありません。訪れる釣り人もまばらで、「外洋側が満席だから仕方なく」という使われ方をしているエリアという印象です。

底は砂地なので、キス・マゴチ・カレイ・ヒラメあたりが本命になりますが、数はそこまで多くありませんでした。静かに腰を据えて投げ釣りをしたい方には向いていますが、数釣りや大物狙いを優先するなら②の外洋側を先に試すのがおすすめです。

④島周辺:磯釣り気分を味わえる穴場

島付近の岩場では主にカサゴなどのロックフィッシュが狙い目です。
堤防を渡り切った先にある小島の周辺は、岩場が多くまさに磯釣りのような雰囲気を味わえるエリアです。島の手前2箇所は水深がそこまで深くなく、カサゴなどロックフィッシュがメインターゲットになります

さらに島を進んでいくと洞窟があり、その先にも小さな堤防エリアが続きます。ここも②の外洋側と同様に回遊魚(サバ・イワシ・ソウダガツオ)が狙えるほか、岩場が多いことからロックフィッシュやイカ釣りの実績ポイントとしても機能しています。

ただし島の先端部分はスペースが限られているため、早い者勝ちになりがちです。ハイシーズンの朝マズメを狙うなら、早めの到着が鍵になります。

洞窟を抜けた先の堤防。ここでも釣りができる。

ここにもロックフィッシュやイカが好みそうな磯場がある。

まとめ:エリアごとの使い分けが攻略のカギ

犬走り堤防は、同じ堤防の中でもエリアによって狙うべき魚種と釣り方がはっきり分かれているのが特徴です。

エリア特徴本命魚種
①堤防手前側岩場混じり、ロックフィッシュ・イカ向きカサゴ、イカ
②堤防外洋側回遊魚の実績が高い本命エリアアジ、イワシ、カマス、サバ
③内海側外洋側が満員の時の代替キス、マゴチ、カレイ
④島周辺磯釣り気分、岩場中心カサゴ、イカ、回遊魚

初めて訪れるなら、まずは②外洋側でアジやカマスを狙いつつ、余裕があれば④島周辺でロックフィッシュも試してみる、という組み立てがおすすめです。柵がない足場なので、特にお子さん連れや強風の日は無理をせず、安全第一で楽しんでください。

タイトルとURLをコピーしました