係留船、気になってたんですよね
西伊豆エリアを釣り歩いていると、港に停泊した船を足場にして釣りをしている人たちを見かけることがあります。堤防釣りでも乗合船でもない、あの独特のスタイル——それが係留船です。
「船の上から釣れるなら水深もあるし、根魚も狙えそう」と前から気になっていたので、今回思い切って戸田港の係留船を家族と一緒に予約してみました。結果から先に言うと、完全ボウズでした。でも、初めてだからこそわかったことがたくさんあったので、正直に書き残しておきます。
係留船ってどんな釣り?
係留船とは、港に固定・係留された船の上を釣り座として開放してくれるサービスです。沖に出るわけではなく、港内や湾内に停泊したままの船から真下や周囲に仕掛けを落として釣ります。
乗合船と違って自分のペースで釣れるのが大きなメリット。出船・帰船の時間に縛られず、好きなタイミングで切り上げられます。酔いのリスクも低いので、「船釣りに興味はあるけど、まだハードルが高い」という方にも向いています。
戸田港の係留船はLINE公式アカウントから友だち登録して予約するシステム。電話もWebフォームも不要で、思ったよりずっとカジュアルに利用できました。
戸田港では係留船のほかに、貸しボートを利用して沖に出ることもできます。
「もう少し自由に動きたい」という方はこちらもあわせてどうぞ。
アクセス・駐車場
東京西部からは東名高速+国道136号経由で2〜3時間ほど。連休中は渋滞が伸びやすいので、早めの出発がおすすめです。
駐車場は戸田漁港をそのまま利用できます。無料でした。港のすぐそばに停められるので、クーラーボックスや荷物が多くても安心です。
料金と予約について
今回は家族4人で休日に貸切利用しました。料金の内訳はこうでした。
- 貸切料:10,000円
- 個人料金(休日):2,000円 × 4人 = 8,000円
- 合計:18,000円(12時〜17時15分)
平日は個人料金が1,000円になるので、4人なら合計14,000円。夜間はもう少し料金が上がるようです。詳細はLINEで直接確認してみてください。
船はかなり広めで、4人でも窮屈さをまったく感じませんでした。さらに嬉しいのがカセットコンロの持ち込みOKという点。この日は釣りの合間に簡単なBBQも楽しみました。釣りとBBQが同時にできる場所として考えると、18,000円は十分アリだと思います。

実際に乗ってみた
釣行は5月中旬、昼から夕方にかけての半日。天気は晴れでしたが、風がかなり強く、船の上で仕掛けをセットするだけでも一苦労という状況でした。

乗り込んでまず驚いたのは水深です。「港内だからせいぜい10m前後かな」と思っていたら、水深は約25メートルあるとのこと。仕掛けを落としてみると本当にどこまでも糸が出ていく——堤防では味わえない独特の感覚でした。
潮の透明度は悪くなく、水色は澄んでいました。ただ、直前まで湾内に赤潮が発生していたとのこと。現地で聞いて知ったのですが、ちょうど回復途中のタイミングだったようで、魚の活性という面では厳しいコンディションだったようです。
釣りの内容と、正直な結果
この日試したのは主に3つのアプローチです。

①胴突き+イカ餌 カサゴやメバルを底から拾うイメージで探りましたが、まったく反応なし。
②直リグ+イカ餌 水深25mがあるので直リグとの相性は悪くないはずでしたが、強風でラインが流されて操作が困難。仕掛けをコントロールしきれませんでした。置き竿にしていたら根掛かりしたので、底には根が混じっていることは確認できました。魚がいれば面白い地形のはずです。
③サビキ アジやメバルを狙って試しましたが、こちらも沈黙。
結果は完全ボウズ。原因は赤潮明けによる活性低下と強風による操作困難、そしてシンカーが軽すぎたこともあったと思います。係留船では重めのシンカーを複数用意しておくこと、これは次回への大きな反省点です。
戸田港での釣りも検討されている方へ
戸田港の釣り場情報をまとめているので読んでみてください。
係留船には規定の乗船時間があるので、乗るまでや降りた後に港で釣りをするのも良いと思います♩
次は絶対にリベンジする
ボウズで終わりましたが、係留船というスタイル自体はとても気に入りました。水深があって根魚を狙いやすい地形、自由な時間管理、BBQもできる開放感——陸から数メートルのところでこれだけ充実した時間が過ごせるのは、なかなか他にない体験です。
次回は赤潮のない時期を選んでリベンジします。ルアーやソフトプラスティックで底を丁寧に探り、水深25mの根まわりにいるはずのカサゴやアカハタを仕留めたいと思っています。
戸田港の係留船、ファミリーにもアングラーにもおすすめできる場所でした。
この釣行で使ったタックル・おすすめアイテム
実際に使った仕掛け
サビキ仕掛け
アジ・メバル狙いの定番。港内での回遊魚には必ず1セット入れておきたいです。
おすすめはこちらのサビキです。
キロフック #1
直リグ・胴突きに使用。軸が太くて根魚にも安心感があります。
カルティバ シンカー
今回使用しましたが、水深25mに対しては正直軽すぎました。次回は20〜30gを持っていきます。
係留船釣りで持っておくと便利なもの
竿立て・ロッドホルダー(船べり固定タイプ)
置き竿にできると手が空いて楽です。今回は固定できずに終始手持ちだったので、次回は必ず持っていきます。
こちらの折りたたみ可能タイプがおすすめです。
偏光サングラス
水面の反射を抑えて水中の様子が見やすくなります。晴れた日は必需品。
重めのシンカー(20〜30g以上)
水深25mの底をしっかり取るには、最低でも20gは欲しいです。軽いと仕掛けが流されて釣りになりません。
カセットコンロ
戸田港の係留船はカセットコンロの持ち込みOK。これがあるだけで簡単なBBQができます。ファミリーには特におすすめ。
船上の為割と風が強かった印象です。
今回はイワタニのタフ丸というコンロを使いました。
この日は爆風でしたがしっかり焼けましたのでおすすめです!

※上の網などの部分は別商品を使用しています。
【釣行データ】
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 釣行日 | 2026年5月中旬 |
| 時間帯 | 12:00〜17:15 |
| 天気 | 晴れ・強風 |
| 潮回り | 中潮(直前まで赤潮発生) |
| 使用仕掛け | 胴突き・直リグ・サビキ |
| 使用餌 | イカ餌 |
| 釣果 | ボウズ |
| 料金 | 貸切10,000円+個人2,000円/人(休日) |
| 駐車場 | 戸田漁港(無料) |
| 予約方法 | LINE公式アカウントより |



